古民家2階の子供部屋の改修。計5つの木のボリュームを全体に散りばめて大きく2つの部屋へ分割した。木のボリュームは自然風景を眺められる出窓・机・本棚・クローゼットとそれぞれ異なる用途を持ち部屋内が物で溢れかえらないように収納量を確保している。 解体時に出てきた廃材を部分で切り欠き・組み合わせて使用することで、元々見えていなかったこの建物のオリジナリティを表面化して、新旧の入り混じった空間を作りあげた。これから先何年か子供達が大きくなっても楽しく使い続けられる空間となることを願っている。